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LPガスの基礎知識

LPガスとは「Liquefied Petroleum Gas」つまり液化石油ガスの略。一般的にこの頭文字を取りLPガスと呼ばれています。
LPガスは、炭素と水素の化合物で、炭素数3のプロパン(C3H8)と炭素数4のプタン(C4H10)と2種類ありますが、一般家庭用で使われているのは、プロパン(プロパンガス)です。
LPガスは、容積が小さい液体の状態で貯蔵・配送され使用時には気体で消費されます。
1)空気より重い
  LPガスは空気より重く、漏れると低いところにたまる性質があります。

2)臭いをつけています
  もともと無色無臭ですが、漏れた時のために玉ねぎが腐ったような臭いがつけてあります。

3)燃焼にはたくさんの空気が必要
  LPガスは空気中に1.8~9.5%混じった時、着火源があると燃えます。

4)クリーンなガス
  LPガスには、人体に有害なCO(一酸化炭素)は含まれていません。但し、換気不足などで不
  完全燃焼を起こすとCOを発生します。

 5)液化しやすく気化しやすい

  気体のLPガスを冷却(-42℃)または圧力(7気圧)をかけると簡単に液化するので、運搬や貯
  蔵に便利。容器に火を近づけたり、液体のLPガスに触れることは危険です。

6)燃料電池への取り組み
  LPガスは燃料電池に利用されています。燃料電池の特徴は発電効率がよく、二酸化炭素をほと
  んど排出しないこと。経済的で環境に優しいエネルギーとして注目を集めています。
 
 
クリーンエネルギー
LPガスは酸性雨の原因となるSOX(硫黄酸化物)の排出はほとんどありません。併せて地球温暖化の原因と言われているCO2(二酸化炭素)の排出量も少ない地球に大変優しいクリーンエネルギーです。

高熱量エネルギー
都市ガスとの比較だけでなく、他のエネルギーと比べても発熱量が大きく、また操作も簡単。燃料制御がしやすく使いやすいエネルギーです。
 
一般社団法人 佐賀県LPガス協会
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LPガスの製造、貯蔵、移動、販売、保守に係る指導・LPガス取引の適正化・LPガス利用のお客様への安全利用のPRと相談対応など
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